この記事では、新型の電子タバコ「プルームテック(Ploom TECH」の害について書いています。
3つに分類して書きましたが、これさえ押さえておけば、プルームテックを正しく喫煙することができ、楽しめるはずです。
プルームテックの3つの害
プルームテックには、大きく3つの害があることがわかりました。
1、ニコチンの害
一般のタバコでは、タールとニコチンが問題になりますが、プルームテックでは、タールは加熱しないことでほぼゼロになります。しかし、ニコチンに関してはカットされず一般のタバコとほぼ同じように体に取り込んでしまいます。
ニコチンの害は、百害あって一利なしといわれるほど、精神面でも肉体面でも不健康になっていきます。依存症や臓器の機能も低下していきます。
2、蒸気による害
プルームテックの特徴は、煙が出ないことです。それは、燃やさないことで煙がでないというものなんですが、その代わりに蒸気を吸い込んでいます。一般的なタバコと一緒で、煙が蒸気になっただけで、蒸気と一緒にニコチンなどの物質を体に取り込んでいます。
ここでは、蒸気による害と書きましたが、正直なところ害というよりも、恐怖というのが正しいかもしれません。それは、人体による検証がまだ十分に行われていないため、蒸気によってニコチンを摂取することの危険性や安全性がまだわからないのです。煙によってニコチンを摂取することは、長い歴史からどんな害があるのか症例がたくさんあるので、1日どれだけを吸ってもいいのかなどの目安などがつきます。
しかし、プルームテックは一般的なタバコよりまだ歴史が浅い分、わからないことも多々あるようです。
3、誤解による禁煙失敗の害
プルームテックなどの新型タバコのことを、禁煙促進アイテムだと勘違いしている人がいるようです。もし、今まで少しづつ喫煙量を減らしてきている人が、その勘違いのままプルームテックに手を出すと、すべてが水の泡です。タールこそ少ないですが、ニコチンは逆に増えてしまいます。また禁煙から遠のいてしまうのです。
安心して吸ってしまう分、喫煙量が増えてしまうかもしれません。家族が禁煙に向けて頑張っているお父さんに、父の日のプレゼントとしてプルームテックを買いそうになったというケースもネットで見ました。
プルームテックの本来の目的は、人に迷惑をかけないで喫煙するための新しいタイプのタバコです。肩みを狭く感じることなくタバコを楽しむアイテムです。
JTが目指しているのは、健康を害さないタバコだと思いますが現時点ではまだ実現できていません。
受動喫煙が減る
プルームテックは、受動喫煙を減らすことが目的です。受動喫煙はタバコの先端から出る煙や、吐いた煙を周りの人が吸引してしまうことです。副流煙と言いますが、タバコをくわえて吸ってる人の3倍以上のニコチンやタールを摂取してしまう可能性があるそうです。
プルームテックは、そんな周囲の人への害を減らす素晴らしいタバコです。禁煙できることが一番素晴らしいことですが、そこは自己責任ですからね。ただし、家族のことも考えましょうね。
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